林田力「『NARUTO(ナルト)第43巻』 岸本斉史著」オーマイニュース2008年8月15日
本書は週刊少年ジャンプで連載中の忍者アクション漫画の単行本である。木ノ葉隠れの里の忍者・うずまきナルトらの戦いと成長を描く。週刊少年ジャンプの王道を進む作品と言えるが、この巻ではナルトの好敵手・うちはサスケが中心になっている。一族を皆殺しにした実兄・イタチとサスケの戦いに決着がつく。そして、うちは一族の悲劇の歴史やイタチの真意をサスケは知ることになる。
この真相がすべて説明され、区切りのよいところで単行本は終わる。区切りのよい場面で終わらせるために、この巻ではページ数が大幅に増加している。第42巻の 192ページに対し、この巻は248ページである。それに伴い価格も410円から450円に増加したが、単に雑誌収録分を順々に掲載する以上のコミックスへの思い入れが感じられる。
林田力